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メジロ [三番瀬]
12月29日(土)
「ひさの共病写真帳」は、
悪性リンパ腫(血液のがん)と診断され、
はじめは闘病写真帳として記録を始めました。
抗がん剤投与による副作用を緩和するため、
リハビリを兼ねて、人混みを避け、ほとんど休憩ばかりの散歩をしていました。
そのうち、身近にたくさんの野鳥がいることに気づき、
写真を撮りながら歩くことにしました。
カメラに関しては、子供たちが室内競技の部活をしていたこともあり、
望遠レンズとデジタル一眼レフを使用していました。
一時は、社会復帰を完全にあきらめていましたが、
やがて「寛解」することができ、再発の恐怖に苛まれながら、共病生活を送るようになりました。
寛解状態が5年間維持できれば、経過観察から解放され、
がん保険にも再加入することができるようです。
令和2年9月に寛解後5年が経過する見込みです。
自分の感性と終末期の感情を残す目的で始めたブログですが、
無料ファイルの容量が満タンになりましたので、
新しいブログに移行します。
こんなに長く生きられるとは思っていませんでしたので、
生まれ変わります。
新しいブログは、「不死鳥写真日記」
[Phoenix Photo Diary]です。
これからも、よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
夕日に染まるハイイロチュウヒ [渡良瀬]
12月25日(水)
曇天、無風の夕暮れ。
暗くなるのが早く、チャンスが短い。
しかし、猛禽類の飛来がほとんどない。
水平線には僅かに雲の切れ目が見られる。
日没後の夕焼けにチャンスを託す。
半数以上のカメラマンが、日没前に撤収していった。
ISO感度が上昇していく、
シャッタースピードを落としながら、チャンスを待つ。
予想どうり、夕焼けになり芦原が輝く。
夕日が陰る直前に、ようやく飛んで来てくれた。
コミミズク(1) [稲敷]
12月15日(日)
前夜から未明まで、強風が吹き荒れていた。
コミミはエサが撮れなかったはずである。
この日は暗くなる前から、狩りを始めるのではないかと予想した。
午後3時に現場に到着すると、
既にコミミが現れ、カメラマンの車列ができていた。
どうやら、2時過ぎに出てきたらしい。
今季初、ちょっと遠いが、きれいな個体に出会えてうれしい。
ビロードキンクロとズグロカモメ [三番瀬]
12月15日(日)
ビロードキンクロも逆光だったが、比較的近くに来てくれた。
午後まで粘れば、順光の画が撮れそうだが、
この日は、鳥運が良いので、海は午前中に切り上げ、
夕方のコミミを狙うことにした。
ミヤコドリ(1) [三番瀬]
12月15日(日)
今年も残り約2週間。
できれば年内中に撮っておきたい鳥。
①オニアジサシ
②ビロードキンクロ
③コミミズク
条件は良くないが、渋滞を回避するためにやむを得ず、
日の出時刻に満潮の海へ。
ところが、到着するとミヤコドリの群れが沖合を飛んでいた。
なんと、満潮の目の前の渚に一瞬、着地してくれた。
準備もせず、シャッターを切った。
なんという気まぐれ。
こんなこともあるんだな。
日の出に向かって、渚を歩む幸せそうな家族のシルエットに、
思わずシャッターを切っていた。
初恋に似た感情がこみ上げてくる。
いいなぁ・・・
およそ20年前に自分も経験したはずなのに、
今は何故か、懐かしさではなく、羨ましさを感じてしまう。
老いるというこは、こいうことなのだろうか。
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